三宅島その4 拾遺
坪田集落のペンションおしどりに泊めてもらいました。
帰る日の朝、朝食後、朝日の眩しい食堂でコーヒーを頂いてくつろいでいると、板さんが台所に戻ってきて、裂帛の気合とともに、大きな柳包丁を、ざくり、と振り下ろしました。
夕食には、シイラの頭の煮付けが出たりしていたので、すわ大物をさばき始めたか、と、思わずカウンター越しに覗きこむと、2リットルペットボトルの首を落としてました。そうしておもむろに、洗面所で水につけてあった極楽鳥花と海芋をそれに活けて食堂に持ってきて、テーブルに飾ってました。
宿の近くの海蔵寺。南国の明るい日差しの中。
女将さんが、全島避難の直前と、その後と、そして帰島後、緊迫したり、やきもきしたり、のスリリングな苦労話をしてくれました。
2階の空き部屋にツバメが迷い込んでたので、窓を開けて出してやりました。狭い廊下をたどって、2階の奥の部屋に飛び込める飛翔能力と、蜂とかと違ってガラス窓を開けるとさっと出ていくのが、当たり前ですが、さすが、と思わされました。
総じて、バードアイランド三宅島では、ほかと比べて、鳥との適正距離設定が短くなります。
狭い部屋を飛び回るつばめ
青々とした立派な明日葉をたくさんお土産にもらいました。ごちそうさま。
宿のおばちゃんご自慢の、あしたば畑
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投稿: みんな の プロフィール | 2008年5月15日 (木) 18時33分