家を建てる(2)最初の不動産屋
ということで恐る恐る扉をあけ、勧められた椅子に座る。
売買ですか、賃貸ですか、と聞かれる。まあ一軒家ならどっちでもいいんだけど、と思ったが、要は、それによって、対応するのが宅建主任の資格のある人かどうかが決まる、ということらしい。
壁に表示してある社長と同姓の青年が相手をしてくれる。
こちらの希望を、駅から徒歩圏、犬が飼える広い庭、小さな家、ゆったりとした住宅地などと、訥々と話す。
坂道は大丈夫ですか、と心配そうに聞かれて、別に問題ないと答えると、うれしそう。
すににこれ、と紹介はできないのですが、決して動かない地域ではないので、気長に待ってもらえるなら、きっと紹介できます、と力強い。
個人情報を書いて(年収とか勤め先ははっきり書かなかったけど)、退出する。
しばらくの間、1,2週間くらいは、わくわくしながら待った。が、ついに何の連絡もなかった。
どうやら1回立ち寄ったぐらいでは、本気にしてくれないらしい。
長く地元で仲介を続ける上では、紹介する客の素性も慎重に見極めることが必要なのであって、どこの馬の骨とも知れないやつをおいそれと紹介するわけにはいかない、ということのようだ。
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