コロー展
コロー光と追憶の変奏曲展を見に行く。
コローの風景画は、斜めに傾く枯れ木、梢の葉の茂みの稜線、川岸の線、地平線、などの線が画面を縦横に走っていて、見ていて飽きない。
それにしても、木立の下の土の道を牛が行く、土の土手の先の草むらの中の小さな淵に子供が飛び込む、そんな、ちょっと前までは人々の生活の中のどこにでもありふれていた情景は、いまやすっかり貴重になってしまった。
多くの人にとって、せいぜい帰省先にそういう風景があれば幸せといえよう。それでも、毎日目にする日常の風景ではなく、旅行先で目にする特別な風景なのだから、その本質は根本的に違ったものである。
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