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2008年9月17日 (水)

家を建てる(4)ちょっと大きい不動産屋さん

家の近くの不動産屋さんに声をかけてから1月ほど経ったが、何の反応もない。そろそろもう1回ずつ顔を出してみようか、と相談しつつ、連休明けの新緑の眩しいある週末、駅前ロータリーに面したガラス張りの大きな不動産屋に、店内にも情報がたくさんあります、とあるので、こんな調子ならもう少し手を広げてもいいか、という気もあって、ちょっとパラパラ探してみようか、と軽い気持ちで入ってみた。ただ資料を見るだけのつもりだったのだけれど、奥のテーブルに誘導されて椅子に強制着地させられ、営業マン氏が話を聞き始める。これだとこれまでと同じ展開だ。希望や条件の説明も4回目ともなると、だいぶ流暢になる。

ところが、この先が、これまでとはちょっと違った展開となった。

その場で候補物件を2件ほど挙げられ、これから車で物件まで案内してくれるという。素朴に想像していた不動産探しになってきた。

1件目は、駅からちょっと遠いがのどかな住宅街の中に取り残されたように残る梅林で、ここを造成して売りに出すとのこと。今なら、2区画買えば、ゆったりと庭をとることが可能。南は細い道路に面していて、向かいは真新しい住宅が建っていて、子供がいぶかしげに眺めている。

もう1件は、駅から近く、こぎれいな高級住宅地で、バス通りに面した土地を2つに切った奥側。南側が豪邸の擁壁。

気づきにくい着眼点を指摘してくれつつ、さりげなく離れて相談する時間を設ける配慮もしてくれる。何やらこまめに店に連絡を入れている。

素朴に想像していた不動産探し、をしばし楽しむことができた。

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