家を建てる(5)続・ちょっと大きい不動産屋さん
そのときは、素朴に想像していた不動産探し、をしばし楽しむことができたのだが、その後が想像を超えた展開となった。
お店に戻ると、上司の部長殿と一緒になって、情熱的な販売攻勢をかけられることになったのだった。
今は内々の情報だが、間もなくオープンにされるので、この場で決めてほしい。建築会社の指定は外させる。たった今1区画売れてしまった。という具合。何とか一晩検討する、といって、店を脱出。
家に帰って冷静になれば、2区画買うとなると、家をのせたら1億円になってしまう。まあ無理だね、ということになる。それに、どんなにいい物件だって、即答というのはペースが速すぎる。1月ぐらいじっくり考えてから、ということでないと、とてもついていけない。それで間に合わず、他に売れてしまうというならそれはそれで仕方がない。ということに落ち着いて、ぐっすり眠る。
ところが翌日、仕事から帰る時間を見計らって10分ごとに留守番電話が入っている。仕方がないので、鳴った電話を取って、昨日の結論を伝える。すると、翌日は、新たな物件情報を持って家まで来た。
その後も次々物件を持ってくるので、電話をとったり玄関に近づく時にはちょっと緊張してしまう始末。ようやく連絡が間遠になり、ホッと胸をなでおろす。
【教訓】急ぐ時には、熱心に探してくれる不動産屋さん、マイペースでやりたいなら、放っておいてくれる不動産屋さん。
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