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2008年9月20日 (土)

イギリス人は古代ローマが好き

夏休みにイギリスに行ってきました。塩野七生の「ローマ人の物語」に感化され、ハドリアヌスの長城を見に行ったのです。古代ローマ文明の北西の果てになります。この城壁の先はもはや文明の光の及ばない原始人の跳梁する世界です。といっても、ブリテン島の城壁の内側も、文明の光が灯っていたのは200年あまりで、その後ローマ人が撤退してしまった後は、文明は滅びました。文明の担い手が変わったのではなくて、文明そのものがなくなってしまったわけです。

今のイギリス人といえば、その野蛮人の方の子孫なので、ローマ遺跡は自分たちの歴史とは直接関係のない超古代遺跡なわけですが、研究者も多く、ラテン語は授業で取り上げられています。ローマ風の建築物も多く、大英博物館の中央の図書室はパンテオンを模したものだそうです。その場所で、ちょうど、ハドリアヌス展が開かれており、12ポンド(約2500円!)という入場料にもかかわらず、平日の午前中だというのに、大盛況でした。Photo_7

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遺跡にも、教育的見地からか、単なる観光なのか、家族連れの姿をたくさん見ました。日本人はぜんぜん見かけなかったけれど。

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見渡す限りの牧場で、遺跡も緑の芝草に覆われて気持のよいところばかりでした。

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