家を建てる(8)物件再訪
約束の日、不動産屋さんのおばちゃんの車の案内で、先日下見をした物件を見せてもらう。細い道路の錆びた扉を開けて、古ぼけた階段を上って敷地に立つ。南側は、もともとの区画を2つに切って最近家が建ったらしく、やや圧迫感があったが、敷地が広いのと、東側が道路で段になっているので見通しがよいので、広く感じる。基礎だけを残して建物は片づけられており、庭だった場所には草が生い茂っているが、中にアジサイなどの庭木が往時を偲ばせている。お隣の梅の木がよく手入れされていて、花時には美しかろう。
杭がここ、とか、ひととおり説明を聞いてから、送って帰ろうというのを断って、その辺を歩いてみる。駅と反対の方に少し歩くと、すぐにのどかな農村の風情となる。ちょっとした林の中に歩道が整備されていたりして、散歩するには楽しそう。2回目の印象は、初回とはかなり違って、立地はかなり気に入った。
気に入ってしまったので、迷うことになったが、結局、冷静に考えれば、建物を建てることを考えれば、ちょっと予算オーバーなので、まあもう少し様子を見ることにしよう、ということに落着した。それで、週明け、断りに行ってもらうことにする。
【教訓】物件を見るときは、周囲の環境は、天気や時間によって、ずいぶん印象が変わる。
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