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2008年12月14日 (日)

家を建てる(21)在来工法系ハウスメーカー

在来工法のハウスメーカーとも具体的な間取りの相談。昼間仕事だったので、家に来てもらう。暑いのに非クールビズでびしっと登場。タンスはこれとこれを持っていきたい、というと、「失礼します」と言いながらメジャーを振り回して寸法をてきぱきと測っていく。こういうところは、とてもきちっとしている。

でも、先日の大手メーカーのように、住まいのイメージをふくらませていくプレゼン、といった風ではなく、こちらは、どういう部屋が何部屋必要か、それぞれ何畳にするか、を聞いていって、淡々と組み立てていく、というやりかた。

だんだんわかってきたが、たかが間取りといっても、破綻をきたさないよう組み立てるのはなかなか難しい。例えば、トイレのドアを開けるようにしなければならないし、押し入れも必要だし、庭の向きに合わせて窓をつける必要がある。階段をどうするかで3次元になると空間把握がさらに大変になる。そういった制約があるので、ただ部屋を組み合わせるだけでもデザインは無限に展開する。それをどう料理するかは建築家のデザインセンスが大きく左右する。

雑誌を買いあさって研究をしてみると、デザイナーが作った家は、どことはいえないがセンスがいい感じがする。

国産材を使った木の軸組みの昔ながらの木の家、といった感じは気に入ったのだが、かっこよさとか使い勝手とかについては、自分で気を配らなければならないので、雑誌を読んで、勉強しなければ。

【教訓】小さなハウスメーカーだと、主体的にリードしていかなければ何も進まない。

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