(紀行)新潟水禽紀行(2日目)①福島潟
2日目は福島潟に行きました。
12月30日の夜明けは7時頃。ガンは朝方に池を飛び立って周辺の田圃に散っていくので、早起きして、そして思いっきり着込んで、6時半ごろに湖畔に立ちました。
車を水の駅の駐車場に停め、雪で白くなっている上をさくさくと歩き(長靴を履いて行きましたがくるぶしぐらいまで防水の靴なら十分でしょう。)、望遠鏡を据えつけました。トイレは開いていて使えます。池の向かいの白銀の五頭山地の上が明るくなっています。広い水面には島のように葦が生えていてパッチワークのようになっており、奥の方はより安全で様々な水鳥に好みの場所を提供しているようでした。
予報に反して空は晴れていて、風もなく、やがて朝日が眩しく輝きました。
鴨は羽の間から顔を出したり、羽ばたいたりする程度でしたが、カンムリカイツブリは早くも潜り始めていました。
遠くからガンの群れが舞い上がり、池の上を旋回しながら次第に一列になり、鉤型になって白い山地をバックに去っていきました。そういう光景が何回か繰り返されました。
それでもよく見ると、池の遠くに残るガンもいて、鴨よりは大きいシルエットが混じっていました。次第に明るくなり逆光になったのでシルエットしか見えなくなっていましたが。
雪の中を観察舎まで移動し、年末年始は屋上だけしか入れなかったので、そこのベンチで朝食を食べながら池を見渡しました。
鴨は、無数にいてよく見れば珍しいものも混じっているのでしょうが、多くは、マガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、コガモというったものでした。昨日の佐潟の方が、海に近いからか種類は多いようです。
ここ、福島潟では、湿地に時折立っている木の枝には必ずノスリなどの猛禽の姿が必ずあります。
時折、鴨が飛び立つのはオオタカに狙われたせいでしょう。
白鳥もたくさんいます。
そしてなんといっても、ガンが多数見られました。
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