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2012年7月27日 (金)

大阪では天神祭の宵宮で大賑わいの7月24日、京都では、その祇園祭の続きの還宮祭がありました。

こちらは、ぐっとしとやかに、花笠巡行がされていて、稚児さんが馬の背に乗せられて八坂神社にお戻りです。
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先日の松尾大社の御田祭と同じように、拝殿を3周します。観客はまばらで、私のようにたまたま居合わせたような人が多く、そういう人は、「何やってるんですか」と隣の人に聞いたりしています。一方、「今年の稚児さんは背筋がぴんとして落ち着いてはる」などとクールに批評している洛中ネイティブらしき方もいます。

山鉾巡行の日の夕方の神幸祭で、3基の神輿が八坂神社を離れて市中の御旅所に御遊びに行かれていたのが、今日、お帰りになります。
その御旅所は、四条寺町です。よく使うバス停の背後がこんなことをするための施設だったとは知りませんでした。
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神輿は、大阪や東京と同じような神輿なのですが、担ぎ方は、もっと風雅で落ち着いたものでした。三社祭や天神祭のようなアンタッチャブルな熱狂というほどではありません。
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なので、ギャラリーも、山鉾巡行のときのような世界中から殺到するというほどでもなく、お店から出てきて、「もう通らはったか」「いやまだそこで休みよるし」というような地元トークも聞かれるローカルな雰囲気です。道端では、風俗店の客引きも通常通り営業をしています。バスも隙間にときどき通行が許されます。バス以外の車は足止めされていましたが。

本当は、神幸祭で神様を市中にお招きし、この還宮祭で神社にお送りするというのが、1か月のお祭りの本質部分なのでしょう。
ひょとしたら、山鉾巡行でもって、世界中から殺到する見物客の目を引き寄せてることにして、このお祭りの本質部分を守っているのかもしれない、などと勘繰ってしまいました。洛中のネイティブはしたたか者と噂されていますから。

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御旅所は寂しくなりました。

ともあれ、水で清め、町内で出し物を飾り、パレードをし、神輿が神社から町に出て来て練り歩き、また神社に戻る、という、フルコースが揃った祇園祭は、日本の祭りの原型であり、お手本であることは間違いないようです。

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