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2014年8月10日 (日)

雲の秋

立秋、子供のころは、暑い盛りで、「残暑お見舞い」にするのだと教えられても、全然ぴんとこなかったものでした。
森は重々しく感じるほど緑が濃く、アスファルトは焼けるようで、日陰を選んで歩いたりします。
でも、この頃になると遠くの台風の影響なのか、見上げると空が秋っぽい日があります。

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暑い、エアコンが涼しい、プールが気持ちいいといううちは、8月いっぱいはまさに夏、ですが、暑さ以外に目を向けると、盛りだった畑の胡瓜もトマトも勢いが衰えてきますし、トンボの姿を目にするようになったりします。

小学生のころは永遠に続くかと思われた夏休みも、年とともに短く感じられるようになり、勤め始めて実感が失われると、年中行事のひとつにすぎなくなりました。次の季節のことをよく知るようになると、その始まりに気付くようになったのかもしれません。

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