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2015年8月

2015年8月31日 (月)

ベトナム紀行2015(その3)ジャングルは賑やか

2年前は、9月のベトナム北部のクックフーン国立公園でした。今回は、8月のベトナム中部のバックマー(白馬)国立公園ということで、密林の様子も少し違っているようです。

蝉の声は、アラーム音のようなサイレンのような、なんともいたたまれなくなるような迫力でした。
岩にしみいる日本の蝉が穏やかに感じられます。
そして、鳥では、喉が金色の人懐こい華やかなのがよく鳴きます。
名物ガイドのおじさんが鳴きまねをすると寄ってきて鳴き交わします。
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夜は、フクロウの類、網戸にヤモリ、など。
松の幹の方から聞こえる、カチッという機械音のようなのは、虫なのか鳥なのか分かりませんでした。
このほかにも、鳥類、蝉、蟋蟀の類ばかりでなく、爬虫類なのかサルなのか、何も分からない声もします。
一日同じところにいても、昼さがり、夕暮れ、夜、夜明け、と、時間によって、聞かれる声も移り変わっていきますが、ジャングルは片時も沈黙することはなく、賑やかでした。
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2015年8月28日 (金)

ベトナム紀行2015(その2)工事中の国

ベトナムはいつでもどこでも工事中。
広い国道1号線は、たまに全線平らに舗装されている箇所もありますが、すぐに片側工事中となります。交通整理もなく唐突にコーンが1個立った先は、いきなり段差、そして砂利。
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そのたびに、車の流れは右へ左へ蛇行し、車線が半減して急流となります。
斜線といっても分離帯どころかラインも引かれてないところを対面通行。
巨大なコンテナ車や整備不良のダンプカーを大型バスが追い越し、隙間をバイクがちょろちょろするカーチェイスになります。
これだけ酷使されれば、アスファルトも修復している傍からぼろぼろになってしまうのでしょう。

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工事中といえば、夏休みシーズン中だというのに、ビーチの入り口に不粋なショベルカーが鎮座していたりします。
砂浜が削れるのを土嚢で食い止めているようなのですが、閑散期に短期集中的にやるとかした方がいいものを、と思ってしまいます。
町中にも街道沿いにも、建築中だか取り壊し中だかの建物が目立ちます。
柱と床だけで壁がない建物。廃墟かと思いきや、職人さんが屋根瓦の手入れをしていたりします。
きっと、早送りにしてみると、徐々にできあがっていくのでしょう。

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2015年8月26日 (水)

ベトナム紀行2015(その1)2年の月日

2年ぶりでまたベトナム旅行をしました。

前回工事中だった空港ターミナルとハノイまでの新しい道は完成しており、心なしか荒い運転も穏やかになったような気がします。
前回は、懐かしい一昔前の日本の風景、といっても、水牛が田を耕し、牛が道をふさぐような、現実に見たわけではない明治大正頃の風景でした。
それが、今回は、日本では、私の子供のころの風景になっていました。
国内線の飛行機に乗りましたが、空港も外国人や一握りのセレブだけの空間ではなくなっており、頑張って家族で夏休みに飛行機に乗って旅行に、という風の一般庶民が見られました。
ビーチも、ホテルのプライベートビーチだけではなく、少し離れれば、ローカル向けのビーチもあり、国内旅行者や若者の一団がたくさん遊びに来ていました。
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