(紀行)越後湯沢
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誘われて、
に行ってきました。
・廃棄された大量のミカンや、収穫しなくなった筍、放棄された桑畑、そういうのが、サルやイノシシなどを農地に近づけることになる、
・明治以降、山へ山へと耕地を広げてきた人間が、ここへきて平地へ平地へと後退しており、中山間地の耕地がとぎれとぎれになったので、そこを突いて野生生物が平地へ攻め込んできている、
・サケを放流すると鷺が増える、
・ドイツの鳥の一部は、冬、南に行かずに、庭に餌台を置くのが好きなイギリスへ渡る、
・鳥獣保護法上、自分の土地であっても、餌やりを拒めない、
・平成19年の第10次鳥獣保護事業計画に至って初めて、餌付けの全面推奨を改め、安易な餌付けの抑制に転換した、
などなど、興味深い話題がたくさん披露されました。
パネルディスカッションの最後の方で、
保育園の子供たちに一握りのパンを渡して、池のオナガガモにあげさせる、
というのは止めさせるべきか否か、というギャラリーからの質問に対して、賛否が分かれました。
環境教育上、野生生物に興味を持つきっかけになる、という面と、野生生物をペットの延長で考えてしまうという面とがあります。
思ったのは、本当の最初に管理下に餌を介して自然に接触させる、というのはあり得る、ということと、その後は、餌付けをする場合に発生する、野生生物側への責任と同様に、人間の側への責任も果たす必要があるということです。つまり、野生生物との間の距離感、生物多様性の大切さに思いを致すように導いていく道筋をつけておくことが必要なのだと思いました。
パネリストの意見は一切の餌付を原則禁止、ということではない以上(主催団体は不満なようでしたけど)、どこかで線を引かなければならないわけですが、結局、簡単には決められないのでその都度議論していくしかない、ということにならざるを得ないので、短絡的に考えず、広く意見を聞くことが重要なようでした。
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庭の芝生にフンをしていく者がいます。木酢液をまいてみたり、トウガラシの匂いのする顆粒を買ってきて置いてみたり、試していますが、効いているのかいないのか。
今朝も、新鮮なのが落ちていたので、残しておくとまた来るようになるから除去することにしたところ、下から甲虫が2匹でてきました。こちらはさっさと処理してしまいたいところですが、彼らは名残惜しそうにモノにしがみついてきます。どうにか振り落して始末を終え、戻ってきたときには、どこかに行ってしまっていました。そういうことで、気が動転していて写真も取れず、同定もできませんでしたが、センチコガネか何か糞虫でしょう。
丸っこくてつやつやしていて、思えばかわいいやつでしたが、せっかくのごちそうを取り上げてしまってちょっと気の毒なことをしました。
しかし、そのうち餌台を置いて窓からバードウォッチングを、と考えているところなので、ネコとどう付き合っていくか悩ましいところです。
と思いつつ、先ほど帰宅したら、門柱の上に、今朝の落し物の主と思しき毛並みのいいトラ猫が涼しそうに寝そべっていました。
この家の主であるかのごとく悠々としており、こちらが門扉を開けて横を通り抜けると、面倒そうに斜面を登って石の上に寝そべりました。階段の途中に立ち止まってしばし眺ながらどうしようかと思っていると、ネコの方もどうしようかと思いつつこちらを見ているようでした。
ひんやりとした秋の空気が爽やかな宵で、とても気分がよかったためか、実際、実物を見てしまうと、まあ悪いやつじゃなさそうだ、と感じられたりしつつ、でも、捨ててもおけず、とりあえず、庭に上がって接近してみました。
ネコの方も、敵か味方が様子を見ているようで、間合いを取って、隣の石に移動します。
また近づくとさらに離れてウッドデッキの階段に座ります。
だんだん方針が固まって、さらに迫ると、軒下の砂利を踏んで奥へ逃げていきます。どこから出入りするのか確認するため、追いかけると、裏をまわり込んで、お隣との境のブロック塀を軽々と飛び越えて闇に消えました。
勝手知ったる、という感じなので、いつも通っている道なのでしょう。
ということで、我が庭の住人がまた1匹確認されたわけですが、果たしてどうしたものでしょうか。いっそ受け入れてご飯でもあげれば賑やかになって楽しいようにも思えますが、そこまで関わってしまったら彼か彼女の健康についての責任やご近所への責任が発生しそうで踏み込めませんでした。
まあ、もうしばらく様子見ですね。
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コウモリは悪役にされることが多いのですが、ダイトウオオコウモリはかなり違います。
夜行性なのは同じなのですが、普通のコウモリは超音波を使うので耳がでかくて顔が皺だらけなのに対して、こちらのコウモリは、目で見るので、目が大きくて円らです。また、銀色の毛がのど元にふさふさして、触ったら気持ちよさそうです。
本土のコウモリは虫を食べるのに対して、こちらの食べ物は木の実です。
ばさばさと飛んできては、しばし押し合いへしあいしてから、不器用に枝を伝っては実を取って食べます。木はたくさんあるのになぜか1本の木に集まってくるので、枝に降り立つ時にはもめたりしています。
在所(集落)から歩いて20分くらいの大東神社の拝殿付近で見ました。(蚊の猛攻撃に耐えながら。)また、在所の中の街路樹や、近くの池のほとりなどでも、空をよぎる姿を見かけました。
ほかには、ダイトウコノハズクの赤ちゃん、境内のサガリバナなどが見られました。
また、移入種のミヤコヒキガエルは、天敵のヘビがいないので、わがもの顔に歩き回っては車にひかれて干物になっていました。轢かれてすぐの死体の周りに仲間が集まって、死を悼んでいるのかと思いきや、死体にやってくるハエがお目当てのようです。そしてそこに車がやってくると、自分も殉死することになります。
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昨年までは草が生い茂っていて、生き物がたくさんいたのでしょうが、ハウスメーカーは草を刈り払い、造園屋さんは、根が残っていると草取りが大変だからと土を入れ替え、今年は、沈黙の春でした。
庭も落ち着き、少しずつ生き物も戻ってきたようです。
まず目についたのが、芝生のクモの巣。朝露がきれいでした。
住み心地はどうなのでしょうか。
セイボウという意見があって、たった今までそう信じてましたが、よく調べたら、蛾のオオスカシバのようです。
幼虫はクチナシを食べるそうで、まさにクチナシを飛び回ってました。
ううむ。
私は実は芋虫は苦手。
ハチ嫌いの連れは、セイボウだと思って逃げ回ってましたが、そのうち私が逃げ回ることになりそう。あんまり食べないで。
ハチといえば、まだ写真には収めてませんが、アシナガバチがせっせと巡回してくれてます。
帰っておいで。
家の中にも生き物の気配がするようになりました。以前の10階の部屋とは大違いです。
蚊が枕元で安眠を妨害するのと、かゆいのには閉口ですが。
また、ゴキブリもさっそく見かけました、定着したのでしょうか。
これは、床を歩いていて、アリかと思ったら、ハエトリグモのようです。
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日時:
6月28日(土)ねらい:
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島の南側、坪田の海岸の長太郎池では、体長1メートルほどの大きなうみがめが打ち上げられていました。
生きて泳いでいるうみがめも、富賀浜から見られました。
↑うみがめの死体
また、追いかけあっているいたちを見ました。いたちは、鼠退治のために放したらあかこっこや、島唯一の爬虫類おかだとかげを食い荒らす、というお決まりの展開になっているようです。噴火の最中もしたたかに生き延びたようです。
↑いたち。護岸の下の狭い磯に走りこんだのを、護岸の左右に分かれて注目したら、あわててた。
夜、盛んに鳴いているあおばずくを見ようと集落の中を追いかけまわしました。そちらは飛び去る影しか見えませんでしたが、空には、降ってくるような満天の星。遠くに潮騒を聞きながら、しばし見とれました。
↑伊豆岬の夕暮れ。夕日を見るなら、ここ。
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