庭の生物

2015年6月20日 (土)

アシナガバチその後

今度は2階のベランダに巣を発見。

いくらなんでも1軒の敷地に巣が3軒とは。
芋虫毛虫が苦手なので,庭木を毎日丁寧に巡回警備してくれるアシナガバチはうれしい味方だけに,巣は歓迎ですが、洗濯物を干す場所だけに,一緒に取り込んでしまって刺されたり,干すときに衣類をバタバタしたりしたらニアミスりするリスクはかなり高くなります。
ううむ。
それにしても,うまいところを見つけたものです。鋭角の深い庇と2方の壁に覆われて雨がかかりにくく,上空からは見下ろせません。ただ,そうはいってもただの軒下なので,スズメバチの目から逃れきれるのかどうか。

自治体のホームページは,どれもアシナガバチ擁護が文面にじみ出ています。
手が届かないなら駆除しなくていい,とも。 http://www.city.sakai.lg.jp/kenko/kenko/sodan/gaichu/mijika/ashinagabachi.html http://www.city.shinagawa.tokyo.jp/hp/menu000016600/hpg000016546.htm
確かに巣には手が届かないが,巣から外に出動するときには,庇の下を回り込むから人間の生活スペースとかなり重なります。
それにスズメバチの餌でもあるので,呼び寄せることにもなります。

まあ,考えてみれば,残り2つの巣も門から玄関へのアプローチの脇すぐ足下なのだから,リスクは似たようなもの。椿や桜に毎年数回は集団発生するドクガ、イラガ、シロヒトリなどを今年は見かけません。
以前,枝豆の全てのさやに幼虫を仕込んだカメムシまで食べてくれるそうです。

もう少し様子を見ようか、、、と言ったら家人に大反対されて、あえなく棒ではたき落されまてしまいました。

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2015年5月10日 (日)

アシナガバチ

昨秋、庭のクチナシの植え込みの中に、アシナガバチの大きな巣ができて、たくさん集まっていて驚きましたが、今年も、同じ場所に巣を作り始めました。Photo

近くにもう一軒。妹でしょうか。

2匹交互に竹垣を齧っていきます。巣材にするのでしょう。
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個人的には、葉っぱにつく青虫芋虫が苦手なので、庭の枝を丁寧にパトロールしてくれるアシナガバチは頼もしく、ぜひ住みついてもらいたいものです。
ハチが苦手な同居人は、スズメバチが寄ってくるから、と嫌がっていましたけれど。

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2014年11月 4日 (火)

ハナアブの幼虫

小鳥の水浴びを長いこと放置していたら透明な虫がわきました。
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拡大してみると、長い尻尾があり、口は大きくてらせん状の器官が透けて見えます。

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足が5対ぐらいあるようです。
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グーグルで、「水たまり」「透明」長い尾」と検索したら、すぐに、似たような写真が出てきました。それで、ハナアブの幼虫らしいと分かり、次に、ハナアブで検索したら、ビンゴでした。あっという間です。時代は変わったものです。
アブといいますがハエの仲間で、親は花粉を運びます。幼虫は、汚れた水の浄化もしている、とのことです。
どうやら味方のようなので、元の場所に放免した。
ハナアブの類の幼虫には、アリやスズメバチの巣に寄生するものや、アブラムシを襲って食べるものもあるそうです。随分バラエティーに富んでいます。
ところで、この水受け、鳥も犬もたまった水をよく飲みます。毒はないようですが、お互いうまいことやってもらいたいものです。

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2012年1月26日 (木)

(野鳥)えさ台

大寒の季節、雪が降ったりして、庭のえさ台に来る鳥たちも、すっかり余裕をなくしています。雀の群れが大集合した直後に、ムクドリの大群が降下してきて蹴散らし、ヒヨドリは近くの枝で、いらいら大声を出しながら、ムクドリがどくのを待っています。

前からいたメジロやシジュウカラは、わずかな隙を狙って、ミカンの汁を吸い、ひまわりの種を持っていきます。
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えさ台の柱に脂身をつけてみまたら、すぐにメジロが気がついて、よく食べにきます。
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競合しないので、ここではゆっくり味わえます。

メジロはいつも2羽で行動します。

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かわいらしいです。
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雪の朝、えさ台の周りに猫の足跡が。
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鳥の様子がおかしいと思ったら、下の植え込みの陰に猫が隠れていたりするようになりました。

鳥が集まれば猫もやってくるようになります。

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2011年6月22日 (水)

(庭)柿、ヤマモモ

サクランボは、3つだけなって、種以外鳥に食べられました。梅は、初めて250gの収穫がありました。

柿は、去年よりだいぶたくさん実が付いているようです、これからどうなるのでしょうか。梅茂木に行った農園のご主人は、少し間引かねば、と考えているようでしたが、まあ、庭の柿なら放っておけばいいでしょう。0001

今年初めてヤマモモに実がつきました。雌雄異株なのに1本しかないから、もう1本植えなければ。でも、そもそも植わっている木は雄なのか雌なのか、雄だったら、小さい木をもう1本植えても何にもならないしなあ、と思っていたのですが、造園屋さん、疑って失礼しました。
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えごの木もたくさん実をつけています。鳥も喜ぶでしょう。Img_0001_2

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2011年6月20日 (月)

(庭)シモツケマルハバチ、アゲハ

庭のシモツケが丸坊主にされている、と、連れが発見。みると、私の苦手な幼虫がついています。ネットで調べたら、簡単に、シモツケマルハバチ、と判明。

私はこの手の幼虫が苦手なので、写真は撮っていませんが、見たい方は、名前で検索すればすぐ出ます。

園芸書によれば、農薬を撒くか、摘んで補殺するか、ということですが、どちらもできず、結局、木酢液をかけて様子を見ました。ネットで調べると、効果なしとのこと。まあ、植物にダメージがないのに虫に効くはずはないか。

金柑の木にも、アゲハの小さい黒い点のような幼虫や、終令のごっついやつなど。これも、怖くて見られなかったのですが、客人に発見してもらいました。

今日になって、摘んでいたあしたばにも、小さい黒い点のようなアゲハの赤ちゃん。
こちらは、葉っぱごと鳥の餌台の上に置いて鳥さんに進呈。

ううむ。農薬はどうも。アシナガバチがせっせと丹念に木々を巡回して駆除してくれているし、雀の親子もせっせと何か食べているしなあ。

などと思っているうちに、シモツケの虫も少し数が減ったよう。この時期に出るものらしい。思えば今年は花を見たかなあ、という程度で、まあ枯れはしないようなのでよしとするか。

金柑の方も、とりあえず丸裸というようではなくて、葉も青々しているし。

勝手に生えてきて、畑をのたくって勢力を広げているかぼちゃにも丸い穴が。こちらはクロウリハムシのようです。Photo
見ていると、ずんずん器用に丸く穴を開けます。花は半日でしぼんでしまうので、食べてもいいし、葉っぱもわがもの顔に畑を占拠する勢いなので、こちらはあまり気になりません。

昨年、スカシバに痛めつけられたクチナシも、やっと少し花をつけ始めました。Img_0002

今年、アブラムシは最初にニガウリにとりついていただけで、最近はあまり見ません。
テントウムシが退治してくれているのでしょう。Photo

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2009年12月29日 (火)

(餌台)大繁盛

しばらくは1羽も来なくて拍子抜けだった餌台にも、次第に鳥が集まるようになりました。

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シジュウカラは、ヒマワリの種を1つくわえては周りの木の枝でつついて食べます。
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その後、ヒヨドリも来るようになりました。

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ムクドリも来ます。予想外に強く、ヒヨドリを追い出して、今のところ、餌台ヒエラルキーのトップに君臨しています。Photo_3

メジロはマイペースにミカン狙い。Photo_4

続きはまた後日。

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2009年11月18日 (水)

(餌台)野鳥のえさ台設置

0002 冬に向けて、野鳥の餌台を作りました。大きな杭を買ってきて、テーブルを設置したものです。

何日かで、シジュウカラがヒマワリの種を持って行くのが見られるようになりました。スズメも近くまでは来るのですが、下をうろうろする犬が気になるらしく、未だに台に乗るまでには至っていないようです。

そのうち、カラスが舞い降りて、パンの耳をついばみ始めました。

カラスは、ゴミ収集場所を散らかして迷惑をかけているので、餌をあげるのもどうかと思い、写真のように大型の鳥が止まりにくくなるように、ちょっと加工しました。

0001 窓辺にも餌を置いてみました。どうなるのか楽しみです。

畑にはムクドリが来るようになりました。

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スズメも畑をつつきまわしています。0002_2

冬になり、モズの高鳴きがよく聞かれるようになりました。Photo_3 こちらは餌台とは無縁でしょうけれど。

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2009年8月26日 (水)

【庭の生物】ネコとセンチコガネ

庭の芝生にフンをしていく者がいます。木酢液をまいてみたり、トウガラシの匂いのする顆粒を買ってきて置いてみたり、試していますが、効いているのかいないのか。

今朝も、新鮮なのが落ちていたので、残しておくとまた来るようになるから除去することにしたところ、下から甲虫が2匹でてきました。こちらはさっさと処理してしまいたいところですが、彼らは名残惜しそうにモノにしがみついてきます。どうにか振り落して始末を終え、戻ってきたときには、どこかに行ってしまっていました。そういうことで、気が動転していて写真も取れず、同定もできませんでしたが、センチコガネか何か糞虫でしょう。

丸っこくてつやつやしていて、思えばかわいいやつでしたが、せっかくのごちそうを取り上げてしまってちょっと気の毒なことをしました。

しかし、そのうち餌台を置いて窓からバードウォッチングを、と考えているところなので、ネコとどう付き合っていくか悩ましいところです。

と思いつつ、先ほど帰宅したら、門柱の上に、今朝の落し物の主と思しき毛並みのいいトラ猫が涼しそうに寝そべっていました。
この家の主であるかのごとく悠々としており、こちらが門扉を開けて横を通り抜けると、面倒そうに斜面を登って石の上に寝そべりました。階段の途中に立ち止まってしばし眺ながらどうしようかと思っていると、ネコの方もどうしようかと思いつつこちらを見ているようでした。

ひんやりとした秋の空気が爽やかな宵で、とても気分がよかったためか、実際、実物を見てしまうと、まあ悪いやつじゃなさそうだ、と感じられたりしつつ、でも、捨ててもおけず、とりあえず、庭に上がって接近してみました。

ネコの方も、敵か味方が様子を見ているようで、間合いを取って、隣の石に移動します。
また近づくとさらに離れてウッドデッキの階段に座ります。

だんだん方針が固まって、さらに迫ると、軒下の砂利を踏んで奥へ逃げていきます。どこから出入りするのか確認するため、追いかけると、裏をまわり込んで、お隣との境のブロック塀を軽々と飛び越えて闇に消えました。
勝手知ったる、という感じなので、いつも通っている道なのでしょう。

ということで、我が庭の住人がまた1匹確認されたわけですが、果たしてどうしたものでしょうか。いっそ受け入れてご飯でもあげれば賑やかになって楽しいようにも思えますが、そこまで関わってしまったら彼か彼女の健康についての責任やご近所への責任が発生しそうで踏み込めませんでした。

まあ、もうしばらく様子見ですね。

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2009年8月10日 (月)

【今週の畑仕事】アブラムシ取り

オクラにつぼみができたなあ、とふと見ると、葉の裏にびっしりとアブラムシ。

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アリが、通勤ラッシュのように列を作って、畑に入ってきて、目指す会社のビル入るように、オクラの茎に取りついて、葉の裏に到着したら、せっせとアブラムシの世話をしています。3か所に2本ずつ植えてあるのですが、真ん中の株が特に繁盛しています。さすがにこれは捨て置けないので、とりあえず、原始的に化粧用の筆で払うことに。

0006 しかし、これは結構骨の折れる作業で、本葉の数が5、6枚のオクラ6本を払うのに1時間。しまいには日が差してきたのでいい加減に終了。これだと、まだ少し残っているので、またすぐ元通りになりそうな気がします。そうしたら、牛乳とか洗剤とかを噴霧する方法もあるみたいなので、試してみようと思います。

モロヘイヤにショウリョウバッタみたいなのの子供がいました。穴を開けていたののうちの幾つかは君の仕業か。

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でも、私の苦手な芋虫の類は全く見かけません。アシナガバチと雀がせっせと巡回して退治してくれているのかもしれません。感謝。

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