歳時記

2015年2月20日 (金)

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。

昨年は、お月見の日が2回ありました。
そのとき、閏月は何月に入るのかな、と、ちょっと気にはなったのですが、まあ、閾値を越えた瞬間の次に挟むんだろう、程度のいい加減に済ませてしまいました。

今回、ちらりとwikipediaをみると、旧暦の2033年問題、というのがあるのだそうです。

閏月は、実は、厳格なルールに準拠して確定的に決まるのだそうです。
偶然なのか、1844年に天保暦が定められて以来ずっと、そのルールどおりに閏月が決まってきたのだそうですが、2033年に至って初めて、不都合が生じることになるそうです。

基本的には、 春は1月から3月、夏は4月から6月、という具合になります。
そこで、春分の日は必ず2月に、夏至は5月に、秋分は8月に、冬至は11月になければならない、というルールになっているそうです。(知らなかった。)
旧暦は季節とずれるような気がしていましたが、実は太陽の光との関係では、ちゃんと調整がされていたようです。

ところが、ルールには、この先があります。
この先というのが、感覚的には分かったような気にはなるのですが、ややこしくて、私には完全には理解しきれませんでした。

ともかく、
2033年は、単純にそのルールを適用しようとすると、9月か10月かのどちらかがなくなってしまうことにもなりかねないのだそうです。つまり、8月が終わって1か月過ぎると、もう11月になってしまう、ことになりかねないのだそうです。

大問題のようですが、2034年の2月は春分の日によってはっきりと決まるので、その後は、またしばらくは心配はなくなるようです。つまり、2033年の夏から2034年の春にまでの半年ほどの間だけの問題で、そのうちのどこに閏月を置くかが悩ましいようです。

ご関心があれば、検索して頂くとして、
ともかく、旧暦の何年何月何日であるかが分かれば、西暦の日時がきちんと決まるのだということが分かりました。

あと、季語は、気温よりも太陽の日差しの方により密接に関連付けられている、ということも理解しました。

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2014年8月19日 (火)

カラスウリとヤブガラシ

カラスウリの花の周りには夜の雰囲気が漂う、などと、風情のあることを書きましたが、そうばかりではないようです。
都心の道路わきの植え込みは大変なことになっていました。
Photo

ツツジがカラスウリに完全に覆い尽くされて、これでは光合成ができないでしょう。
その隣では、ヤブガラシが。これでは、本当に枯らしてしまいそうです。Photo_2

さらにその隣には、イネ科の草が。Photo_3

夏も終わりが近づくと、生き物もやることが野性味を帯びてきます。まあ、野生なのだから当然でしょうが。

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2014年8月17日 (日)

烏瓜と葛

朝、暑くならないうちに、犬の散歩に行くのが日課です。

カラスウリの花が咲き残っていました。夜咲いて朝にはしぼんでしまいます。
曲がりくねった細い坂道、両側に茂みが覆いかぶさるようなところ。カラスウリの花はそんな昼でも夜の薄暗い感じが残るような場所がよく似合います。
Photo

クズの花は、コンクリートの坂道脇の茂み。朝日がよく当たっていました。こちらは、そんな開けた場所がよく似合います。
Photo_3

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2014年8月12日 (火)

秋空の底には夏が残る

台風が過ぎるとまた夏に戻ったようです。
公園では、嵐を切り抜けた蝉達が、やけを起こしたように一斉に絶叫していました。
すっきりと晴れた青空には白い雲が走って、いかにも涼しそうですが、その底には、暑さと濃い緑と蝉の合唱とが、沈殿するように濃縮していました。Photo

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2014年8月10日 (日)

雲の秋

立秋、子供のころは、暑い盛りで、「残暑お見舞い」にするのだと教えられても、全然ぴんとこなかったものでした。
森は重々しく感じるほど緑が濃く、アスファルトは焼けるようで、日陰を選んで歩いたりします。
でも、この頃になると遠くの台風の影響なのか、見上げると空が秋っぽい日があります。

Photo

暑い、エアコンが涼しい、プールが気持ちいいといううちは、8月いっぱいはまさに夏、ですが、暑さ以外に目を向けると、盛りだった畑の胡瓜もトマトも勢いが衰えてきますし、トンボの姿を目にするようになったりします。

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