南大東島に行ってきます
明日から夏休みで、南大東島ほかに行ってきます。戻ってきたら、見てきたことなどご報告します。
いくつか記事をためておいたので、旅行中にもぽつぽつアップされるでしょう。
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坪田集落のペンションおしどりに泊めてもらいました。
帰る日の朝、朝食後、朝日の眩しい食堂でコーヒーを頂いてくつろいでいると、板さんが台所に戻ってきて、裂帛の気合とともに、大きな柳包丁を、ざくり、と振り下ろしました。
夕食には、シイラの頭の煮付けが出たりしていたので、すわ大物をさばき始めたか、と、思わずカウンター越しに覗きこむと、2リットルペットボトルの首を落としてました。そうしておもむろに、洗面所で水につけてあった極楽鳥花と海芋をそれに活けて食堂に持ってきて、テーブルに飾ってました。
宿の近くの海蔵寺。南国の明るい日差しの中。
女将さんが、全島避難の直前と、その後と、そして帰島後、緊迫したり、やきもきしたり、のスリリングな苦労話をしてくれました。
2階の空き部屋にツバメが迷い込んでたので、窓を開けて出してやりました。狭い廊下をたどって、2階の奥の部屋に飛び込める飛翔能力と、蜂とかと違ってガラス窓を開けるとさっと出ていくのが、当たり前ですが、さすが、と思わされました。
総じて、バードアイランド三宅島では、ほかと比べて、鳥との適正距離設定が短くなります。
狭い部屋を飛び回るつばめ
青々とした立派な明日葉をたくさんお土産にもらいました。ごちそうさま。
宿のおばちゃんご自慢の、あしたば畑
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火山ガス情報が島内放送で日に何度も流され、高濃度立入禁止地区が集落を寸断していて、依然厳しい状況が続いているにもかかわらず、島の人からは、落ち込んでいる様子は感じられませんでした。
↑集落を寸断している高濃度地区。通過はOK。
とはいえ、高濃度地区に入ると、全山枯れ果てていて、旅行者ながらも胸が詰まる思いがします。
↑中心市街地だったのだが。
↑たまたま家が高濃度地区内だと住むことができない。
思い返せば、昔行った時も、NLP施設誘致賛成派と反対派で島が真っ二つに分かれて激しく対立している大変な時でした。しかし、双方が看板を立てて主張し合っていて、殺伐としていつつも、まるで楽しんででもいるかのような、明るさが感じられたものでした。
↑看板コミュニケーションがお得意?
火山に翻弄されつつも、島の恵みの中で暮らしていると、失ったことにわだかまりを持たず、前向きに取り組んでいく島民性が醸成されるのかもしれません。
↑83年噴火の溶岩流が塗り重ねられている。2000年噴火の火砕流も書き足されるのだろうか。
名物牛乳せんべいも復活してました。「牛乳は東京から持ってきてるのだけど」、との答えが寂しそうで、聞いてしまったことをちょっと後悔しました。割れせんべいをたくさん、おまけしてくれました。ごちそうさまでした。
↑↓素朴でおいしい牛乳せんべい
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島の南側、坪田の海岸の長太郎池では、体長1メートルほどの大きなうみがめが打ち上げられていました。
生きて泳いでいるうみがめも、富賀浜から見られました。
↑うみがめの死体
また、追いかけあっているいたちを見ました。いたちは、鼠退治のために放したらあかこっこや、島唯一の爬虫類おかだとかげを食い荒らす、というお決まりの展開になっているようです。噴火の最中もしたたかに生き延びたようです。
↑いたち。護岸の下の狭い磯に走りこんだのを、護岸の左右に分かれて注目したら、あわててた。
夜、盛んに鳴いているあおばずくを見ようと集落の中を追いかけまわしました。そちらは飛び去る影しか見えませんでしたが、空には、降ってくるような満天の星。遠くに潮騒を聞きながら、しばし見とれました。
↑伊豆岬の夕暮れ。夕日を見るなら、ここ。
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連休前半三宅島に行ってきました。
学生の頃、3月の三宅島に初めて行った時は、充実したテント生活の後、帰ろうとするときに船が欠航になったり、と印象深い島旅になりました。
その後も、毎年のように訪問し、私の中で、離島のイメージの標準として定着しました。
船で離島に行くのが好きになり、これまで、東西南北いろいろな島を旅行してきましたが、その原点があの時の三宅島だったような気がします。
噴火以後は、八丈島などほかの島に行くときに、遠くから噴煙を眺めたりはしましたが、今回思い立って、様子を見に行ってきました。
↑三池港
海中は知らないので陸上に限れば、自然観察をするのに最適なのは、伊豆諸島の中では、三宅島だといえます。
今回行ってきましたが、噴火後においてもそれは変わっていませんでした。
特にバードウォッチングについては、バードアイランドの名のとおりで、御蔵島より面白いと思います。
アカコッコ館でゆっくりするだけでも十分楽しめるし、太路池の周りや、今回教わって行ってみた伊豆集落の薬師堂など、うっそうとした照葉樹林の中に入ると、からすばとが吼えるような声で鳴き交わしていたりして、亜熱帯のムードでした。
↑薬師堂の照葉樹林
おーすとんやまがらやあかこっこがすぐ近くで観察できるのは昔と同じで、今回は、季節がよかったせいか、からすばとやたねこまどり、いいじまむしくいなども、たびたび目にしました。
↑あかこっこ。アカコッコ館前にて
↑おーすとんやまがら。色が濃くて体も大きい。アカコッコ館にて
からすばとについては、以前は、3月だったせいか、散々探し回った挙句、やっと、空を横切ったときに尻尾だけ視野に入った、という感じだったのですが、今回は、森に入れば、いつも声がして、時折姿も見せてくれました。
↑からすばと。太路池にて
それから、夕方、島の南西の錆が浜からは、南の御蔵島に帰宅ラッシュのみずなぎどりの行列が何万羽も通るのが見られます。
うちやませんにゅうについては、雄山頂上付近の大繁殖地が壊滅してしまって、
大ピンチなんだそうです。
教えられて、島の北西の伊豆岬に3度も通いましたが、結局姿も見ず声すら
聞こえませんでした。
代わりに、目のつぶらなのびたきの雄雌を見ました。
↑伊豆岬から雄山を望む。山の形がすっかり変わっている。
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